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羽毛ふとんの選び方

人は3分の1は眠って過ごします。そこで、自分の体にあった最高の寝具選びこそ、健康で快適な人生を送るための重要なポイントです。ご購入の節には、見えないところまで、こだわり抜いてつくられた東洋羽毛工業の寝具も是非、ご検討のひとつにお入れください。

どんな寝具を選んだらいいの?

「羽毛ふとんは高価で…」とおっしゃる方へ

羽毛以外の素材を使ったふとんに比べると、確かに高価な羽毛ふとん。
でも、耐久性を考えてみると意外に経済的なんですよ。一般に中の羽毛だけなら、「良質なもので耐用年数は30年くらい」と言われています。毎日利用していると、どうしても羽毛を包む側生地は傷んできますが、クリーニングやリフォームを行うと、かなり長い間快適にお使いいただけます。日頃のお手入れも簡単ですから、羽毛ふとんを快適にお使いいただくためにも、ぜひおすすめします。


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価格が違うのはなぜ?

羽毛ふとんの品質は、同じダウン率でも、鳥の産地や飼育期間、品種などによって大きな差が出てきます。特に、羽毛のふくらみ具合があらわれる「かさ高性」は大きなポイント。ふんわりしていてコシが強く、回復力にも優れている羽毛は、少量でもかさ高があるのです。つまり、「かさ高性に優れている」ということは、「保温性にも優れている」ということになるのです。そのため、かさ高性の高い羽毛ほど高価なものとなります。
また側生地についても、高品質の超長綿や高番手の細い糸を使用している場合はそれだけ高価になりますし、羽毛の特性を生かすキルトの縫製方法なども価格に影響するのです。

羽毛の組成混合率とは

羽毛ふとんに含まれるダウンとフェザー等がどのくらいの割合で入っているのかは、重量比であらわされます。例えば、ダウン50%とフェザー50%というの は、それぞれ同じ重さが入っているということです。この場合、体積はダウンの方がずっと大きくなります。1羽から取れるダウンの量はごくわずかです(フェ ザーの約1/10)。機能的にはダウンの方が優れているので、一般的にはダウン比重が高いほど価格が高くなり、品質も良くなります。ただし、ダウン率が 70%以上あれば機能的(保湿性、吸湿性、放湿性)には、それ以上のものと大差はないとも言われています。

羽毛ふとんの価格の違いは?

次の7つの点に気をつけてえらんでみてください。
品質表示をチェックするのはもちろん、実際に触ってみるのがポイントです。

1. 品質表示をよく確かめましょう

品質表示には、ダウンとフェザーの割合、羽毛量、生地の素材やサイズ、社名、連絡先等が表示されています。よく確認した上で、わからないことは販売員に聞きましょう。


品質管理へのこだわり

2. かさ高(ふくらみ具合)と回復性をみましょう

先にも述べたように、羽毛の品質の違いはなんといっても「かさ高」にあらわれます。羽毛量に比べて、ふとん全体にふっくらとかさ高があり回復力に優れたものが「良い羽毛ふとん」です。
キルトのマスの中心部分を手で押して、パッと離したときにすぐに元に戻れば、パワーのある良質ダウンが入っていると言えます。また、良質のダウンは触り心地もふんわりやわらか。触ってみて、ゴワゴワした感触の羽毛ふとんは避けた方がよいでしょう。

3. 生地に触ってみましょう

生地はゴワゴワした感じやケバ立ちがなく、糸が細くて密度の高いしなやかなものが上質なものです。

4. 羽毛出や、ほこりが出ないかチェックしましょう

縫い目や生地から羽毛が出ていないかどうか、軽くたたいてほこりが出ないかチェックしてみましょう。

5. 臭いをかいでみましょう

羽毛は動物の毛ですから、密封状態にしておくと夏場などは多少臭う場合もあります。最初から臭いがきついものは避けてくださいね。

6. 縫い目はまっすぐになっていますか

縫い目の間隔が適当で、まっすぐかどうか見てみましょう。羽毛だけでなく、縫製にも品質はあらわれます。

7. 信用あるメーカーや販売店の販売員から購入しましょう

長い期間使用するふとんだからこそ、アフターサービスは非常に大切です。万一のために、保証書や領収書、取扱説明書などは必ず受け取って、大切に保管しておきましょう。

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