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ケラタイドの化粧品原料としての効果

ヘアケア効果

毛髪がダメージを受けると、毛髪からタンパク質などが流出してしまいます。その結果、毛髪中に水分や油分が保持できなくなり、パサついたり、ツヤが低下してしまいます。ケラタイドはダメージを受けた毛髪に効果的に浸透、吸着し、流出したタンパク質を補い、髪にコシとツヤを与えます。また、カラーリングやパーマの効果を高めるだけでなく、ダメージ予防にも効果的です。

参考データ1

ダメージ毛髪にケラタイド®を処理後、断面切片を作成し、塩基性染料(0.001%メチレンブルー)で染色しました。

  • ケラタイド®末処理

  • ケラタイド® TK-B処理

  • ケラタイド® TK-C処理

ケラタイド®が毛髪に浸透吸着した箇所が青く染色されます。ケラタイド® TK-B、TK-C処理毛髪は毛髪内部も染色されている様子が観察されていることから、TK-B、TK-C共に毛髪内部へ浸透することができます。また、TK-Bの方がTK-Cよりも深く毛髪内部に浸透する事が出来ます。

参考データ2

ダメージ毛髪にケラタイド®を処理後、蛍光染料(ローダミンB)で染色しました。

ケラタイド®が毛髪表面に吸着した箇所から明るい蛍光が発されます。ケラタイド® TK-B、TK-C共に毛髪表面から蛍光が発されている様子が観察されていることから、TK-B、TK-C共に毛髪表面に吸着することができます。また、TK-Cの方がTK-Bよりも多く毛髪表面に吸着する事が出来ます。

参考データ3

ダメージ毛髪にケラタイド®を処理することで、毛髪表面が滑らかになり、強度も改善されます。

複数剤式処理(酸処理)によるケラタイドの効果

ケラタイドTK-Bは酸性(pH3.8付近)にすることで瞬間的に凝集し、水難溶性の加水分解ケラチンへと変化します。さらに凝集変化後のケラタイドの平均分子量は凝集変化前の平均分子量よりも増大します。1剤で毛髪にケラタイドTK-Bを処理してから、2剤の酸性溶液で毛髪のpHを下げることにより、毛髪内部に浸透したケラタイドを変化させる事ができます。

  • TK-B水溶液のpHを3.8にさせ、生じた凝集物を回収しました。その凝集物と酸処理前の水溶液の分子量分布をゲルろ過クロマトグラフィーにて測定したのが左図になります。凝集物の分子量分布が高分子側にシフトしているのがわかります。

  • ダメージ毛髪にTK-Bを処理することで、毛髪が補修され強度が増加しますが、酸処理を加えることで更に強度を向上させることが出来ます。

ネイルケア効果

ケラタイドは毛髪以外にも爪用の化粧品原料としても適しています。

人爪を市販のリムーバーで数回繰り返し表面を処理して劣化処理爪を作成しました。

この劣化処理爪にケラタイド水溶液を塗布して電子顕微鏡(SEM)で観察を行いました。

その結果、劣化処理により、爪の乾燥や剥離が起きることがわかりました。また、劣化処理爪をケラタイドで処理することにより、爪表面がコーティングされ、表面が無処理爪と同等のなめらかさになっていることがわかりました。

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